RAW〜少女のめざめ〜

  • 2018.02.02 Friday
  • 00:00

 

これが長編デビューとなるフランスの女性監督ジュリア・デュクルノーが、カニバリズムを少女の性の目覚めのメタファーとして描き世界的にセンセーショナルな話題を集めた異色の青春ホラー。ベジタリアンの少女が自らの内に秘められた本性に目覚め、人肉への渇望と禁忌に対する抵抗のはざまで葛藤を深めていく姿を、過激な描写を織り交ぜつつスタイリッシュなタッチで描き出す。主演は本作が長編映画初出演となるフランス期待の新星、ギャランス・マリリエ。


ベジタリアンとして育てられた16歳の少女ジュスティーヌは、姉のアレックスも通う獣医科大学に入学する。初めての寮生活で不安いっぱいの彼女を待っていたのは、上級生たちによる新入生を迎え入れるための過激な儀式の数々。そんなある日、ジュスティーヌは儀式の一環として、うさぎの生の腎臓を強制的に食べさせられてしまう。以来、なぜか肉体的にも精神的にも急激に変わっていく自分に戸惑い、原因も分からないまま混乱していくジュスティーヌだったが…。 (C) allcinema

 

Official Site

 

純真無垢な箱入り娘が大学デビューして周りに迷惑をかける話でした。カニバリズムがテーマにありますが、喪失や喫煙等、大人へと成長する少女の成長譚でもありましたね。前評判でいわれている程、描写にキツさは別に感じなかったのですが、痒みで体を掻きむしって皮膚がただれて赤くなっている場面が一番怖気が走ってしまった…自分は肌が弱くて身に覚えがありすぎる描写だったので、アトピーが酷かった子供の頃の俺かよ!と思ってヒーヒー言いながら見てました。治まらない痒みは本当に辛いんだよなぁ…。

屋上での片腕の男の話題の後、ブラジリアンワックス中の事故は、皮肉が効いていて笑ってしまった。その直後の「食べるのかい? 食べないのかい? どっちなんだい!」と、なかやまきんに君ばりに選択を強いられるシーンもゾクゾクした。あと、オルガンのフレーズが印象的な、退廃的で荘厳なテーマ曲がカッコ良くて耳に残りました。マンソンの「THE NOBODIES」っぽい。

 

 

そういえば、人肉を食べた後、震えが止まらない症状が出るのってカニバルあるあるなんですかね? ジム・ミックルの『肉』でも見た覚えがあるけど。

 

少女の成長譚であり、パンキッシュな姉との過激な姉妹愛を描いた話でもありました。秀作。

 

 

ダークタワー

  • 2018.01.27 Saturday
  • 00:00

 

スティーヴン・キングのライフワークともいわれる一大巨編を「パシフィック・リム」のイドリス・エルバと「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーの共演で映画化したファンタジー・アクション。主人公の少年ジェイク役には映画初出演のトム・テイラー。監督は「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のニコライ・アーセル。

 

ニューヨークに暮らす少年ジェイクは、毎夜おなじ悪夢にうなされていた。それは巨大な暗黒の塔を舞台に、それを護る拳銃使い(ガンスリンガー)の戦士と、破壊しようとする黒衣の男の戦いが繰り広げられているというもの。塔の破壊が現実世界の荒廃をもたらしていると気づいたジェイクだったが、誰にも信じてもらえずにいた。そんなある日、ジェイクはこの世界と夢で見た“中間世界”と呼ばれる異界を繋いでいる場所を発見する。そして中間世界で最後のガンスリンガー、ローランドと出会うジェイクだったが…。 (C) allcinema

 

Official Site

 

見せ場?のガンアクションシーンが随分あっさりとしていた。原作は文庫にして16冊分の大作なので、細かな背景や心情は原作を読めばわかるんだろうけど、それにしてもサクサク話が進んでいた。母の死からの立ち直り早ぇー

 

 

ザ・リング/リバース

  • 2018.01.26 Friday
  • 00:00

 

鈴木光司のベストセラーをハリウッドで映画化した大ヒット・ホラー「ザ・リング」シリーズの第3弾。恐ろしい “呪いのビデオ”を見てしまったヒロインが、呪いを断ち切るべくその謎に立ち向かう中で味わう戦慄の恐怖を描く。主演はイタリア出身の新星、マチルダ・ルッツ。共演にアレックス・ロー、ジョニー・ガレッキ、ヴィンセント・ドノフリオ。監督は本作がハリウッド・デビューとなるスペインの新鋭、F・ハビエル・グティエレス。

 

「見た者は7日後に必ず死ぬ」と言われる“呪いのビデオ”を、恋人ホルトの身代わりとなって見てしまったジュリア。助かる方法は「ビデオのコピーを取り、誰かに見せる」というものだったが、ジュリアのビデオはなぜか複製ができなかった。迫り来る死を回避するため、呪いのルーツを探り、謎の解明に奔走するジュリアとホルトだったが…。 (C) allcinema

 

Official Site

 

点字が回りくどかったね〜

 

 

ガーディアンズ

  • 2018.01.20 Saturday
  • 00:00

 

冷戦時代のソ連で遺伝子操作によって生み出された超人たちが、50年の時を経て国家の危機に立ち上がるロシア製スーパーヒーロー映画。個性溢れる4人の超人たちの活躍を、VFXを駆使した迫力のアクション満載に描き出す。監督は「クライム・スピード」のサリク・アンドレアシアン。

 

冷戦下、ソ連では遺伝子操作による超人兵士の研究が秘密裏に進められていた。しかし、世界的科学者クラトフの裏切りによって研究は頓挫し、生み出された超人たちも姿を消してしまう。50年後、復讐に駆られたクラトフが自ら超人となって復活、ロシアを壊滅させるべく動き出した。国家存亡の危機に直面した政府は、自らの能力を隠して生きるかつての超人たちを見つけ出し、彼らに最後の希望を託すことに。こうして、獣のパワーを持つ天才科学者アルスス、念動力を操る賢者レア、超音速の剣の達人ハン、擬態能力を持つ美女クセニアという4人の超人たちが集められ、クラトフの恐るべき野望に立ち向かうチーム“ガーディアンズ”が結成されるのだったが…。

 

Official Site

 

ロシア版X-MENと言うには恐れ多い薄味具合でしたが、素手で殴られて吹っ飛ぶクマは面白かった。超人たちよりも、それを統率する女少佐のバイクのかっ飛ばしっぷりが一番かっこよかった。

 

 

ブレードランナー2049

  • 2018.01.06 Saturday
  • 00:00

 

巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す。主演はライアン・ゴズリング、共演にハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス。リドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は新たに「プリズナーズ」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。

 

荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視する。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に辿り着くが…。 (C) allcinema

 

Official Site

 

オリジナルから35年を経て、これまでに世に出たそれ風の作品を圧倒的高みから見下ろす程に至極真っ当な続編だと思いました。街を照らす紫のネオンで「あー、SFを見ている!ブレードランナーを見ている!」という気持ちに浸れたし、荒廃した景色やホログラムの魅せ方もあらゆるものが画になるビジュアルと世界観にも満足。そして、何処まで行っても孤独なKの運命が身につまされて辛くて悲しくて…。誰が請け負ったとしても批判されるのは目に見えているSFの金字塔的続編をここまで仕上げたドゥニ・ヴィルヌーヴ凄すぎる。

 

 

キングスマン:ゴールデン・サークル

  • 2018.01.05 Friday
  • 00:00

 

「キック・アス」のマシュー・ヴォーン監督と原作者のマーク・ミラーが再びタッグを組み、世界最強のスパイ組織“キングスマン”の活躍を描いて世界的大ヒットを飛ばした痛快スパイ・アクションの続編。一人前のスパイに成長したエグジーを主人公に、アメリカの同盟組織と手を組み、新たな敵に立ち向かうキングスマンの戦いの行方を、スタイリッシュにして過激なアクション満載に描く。出演はコリン・ファース、タロン・エガートン、マーク・ストロングら前作のキャストに加え、チャニング・テイタム、ハル・ベリー、ジェフ・ブリッジス、ジュリアン・ムーアらが新たに参加。

 

ロンドンの高級テーラーの地下に本部を置く、どの国にも属さないスパイ機関“キングスマン”がある日、サイコパス女ポピー率いる世界的麻薬組織“ゴールデン・サークル”の攻撃によって壊滅してしまう。残されたのはエグジーとメカ担当のマーリンのみ。そこで2人はアメリカに渡り、同盟組織“ステイツマン”に協力を求める。するとそこで、死んだはずのハリーとも再会するエグジー。テキーラ、ウイスキー、シャンパンらステイツマンのアメリカン・スタイルに戸惑いつつも、ゴールデン・サークルの恐るべき陰謀を阻止すべく決死の戦いに臨むエグジーだったが…。 (C) allcinema

 

Official Site

 

前作譲りのアクションシーンでの縦横無尽なカメラワークは否応なしに興奮したけれども、前作の教会ジェノサイドを超える強烈なシーンは無かった。その代わりと言ってはなんだけれど、本人役のエルトン・ジョンの活躍がハイライトと言える程全部持っていった感じ。コリン・ファースの復活劇も、マーク・ストロングが歌う落涙必至のカントリーロードも霞むほどだった。

 

 

ティム・ワゴナー,ジェーン・ゴールドマン&マシュー・ヴォーン
竹書房

新感染 ファイナル・エクスプレス

  • 2017.12.31 Sunday
  • 00:00

 

ソウルからプサンへと向けて走る高速鉄道KTXの車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描き、本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたノンストップ・サバイバル・アクション。謎の感染爆発に直面した登場人物たちによる、愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、圧倒的テンションのスリルとともに描き出す。主演は「トガニ 幼き瞳の告発」「サスペクト 哀しき容疑者」のコン・ユ、共演にキム・スアン、チョン・ユミ、マ・ドンソク。監督はアニメ出身で実写デビューとなる本作で一躍世界的注目監督となったヨン・サンホ。

 

韓国の各地で謎のパンデミックが発生し、凶暴化した感染者が次々と増殖蔓延し始めていた。そんな大惨事がすぐそこまで迫っているとは知りもしないやり手ファンドマネージャーのソグ。娘のスアンを別居中の妻に会わせるため、ソウル発プサン行きのKTXに乗り込む。同じ列車には、身重の若い女性とその夫、高校球児とその恋人といった人々が乗り合わせていた。そんな乗客たちの中に、感染者の女が紛れ込んでしまう。そして出発して間もなく、その女が暴れ出し、密室と化した列車内はたちまちパニックに。湧き出るように増殖していく感染者の襲撃から愛する娘を守るべく、他の乗客たちとともに必死の抵抗を続けるソグだったが…。

 

Official Site

 

事態発生から逃げ場のない車内での攻防も去ることながら、逃げ込んだ駅構内を経て、行く先々で感染者がなだれ込む休む暇のない容赦の無さでずっとテンションが高かった。利己的で保身に走る人達がちゃんと死んでくれるのには胸のすく思いだったけれど、友情や家族愛、子供の純粋な想いが無下にされる場面が度々あって辛くて泣いてしまう… 父親に聴いてもらいたかった歌が最後の伏線として効いてくるのも良かった。

 

 

数字の羅列

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728   
<< February 2018 >>

Twitter

読んだ

新しいの

categories

古いの

罵詈雑言

recommend

recommend

ファーストアルバム(仮)
ファーストアルバム(仮) (JUGEMレビュー »)
アップアップガールズ(仮)

recommend

recommend

recommend

ブラクラ

profile

森田検索

others

モザイク

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

PR